2011年6月17日金曜日

debian Linuxでadobe readerの印刷

ちょっと落とし穴にはまったので, ログを書いておく.

adobe readerは debian-multimediaからインストールするのが簡単

/etc/apt/source.listに

deb http://www.debian-multimedia.org squeeze main non-free

を追加して

sudo aptitude update

とする. 文句を言われるが, 気にせずに

sudo aptitude install debian-multimedia-keyring

として, debian-multimedia-keyringをインストールする. そしたら,

sudo aptitude update
sudo aptitude install acroread acroread-l10n-ja

とすれば, acroread一式がインストールできる.

印刷をするためには, cups-bsdが必要. これではまった. acroreadはlprを使って印刷するのだが, 最小構成からインストールすると, cups-bsdをインストールしていないことがある. 実際にcupsだけをインストールしたときは, cups-bsdはインストールされない(suggestはされる). また, lprをインストールしても, acroreadはcupsでの印刷を前提にしてコマンドを用意するため, オプションがあわずに失敗する. これに気がつかずになかなか苦労した.

ちなみに, acroreadが必要になったのは, 紙のサイズに合わせた拡大, 縮小をしてから印刷したかったため. acroreadを使わずに印刷する方法はあるのだろうか?pdfを見るだけなら, okularがお勧め. 余白を消去してくれるビューアはありそうでなかった機能. androidとかでこの機能のついたpdf viewerがあったら, 人気になること間違いないだろうな.

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