2014年3月11日火曜日

SyncTeXの設定

bSyncTeXを用いると, pdfとtexソースでジャンプができるようになる. とりあえず, inverseサーチ(pdfからtexへのジャンプ)ができるようにした.

1. texファイルをコンパイルするときに

platex -synctex=1 hogehoge.tex


とオプション -synctex=1 をつけておく. すると, hogehoge.synctex.gz がで
きていて,

dvipdfmx hogehoge.dvi


としたときに, hogehoge.synctex.gz を取り込んでくれる.

2. evince や okular で, エディタを設定しておけば, inverseジャンプができるようになる. エディタの設定を, 自分の使うエディタ(emacs の場合は emacsclient)にすれば, (debian の場合は)設定が最初から入っている. okular のときは "Shift+左クリック" でジャンプする.

3. latexmk で SyncTeX を使うときには, オプションを入れることについては, (latexmkの最低限の設定の仕方を知っていれば)とくに困ることはないはず. latexmk -c で synctex.gz も削除するためには

$clean_ext = "synctex.gz";


と, 変数 clean_ext に加えておけばよい.

4. YaTeXでpdfをプレビューに使う場合には, .emacsに

(defvar YaTeX-dvi2-command-ext-alist '(("[agx]dvi\\|dviout" . ".dvi")
("ghostview\\|gv" . ".ps")
("acroread\\|pdf\\|Preview\\|TeXShop\\|Skim\\|evince\\|okular"
. ".pdf")))


として, okularで開くときに拡張子に .pdf をつけるように設定しておく. そ
して

(setq dvi2-command "okular")


を追加すると, Ctrl-c Ctrl-t p で okular をプレビューアにしてくれる.