2014年2月10日月曜日

UDP123が閉じられているときの時計あわせ

企業などのネットワークでは、セキュリティの事情でUDP123が閉じられているために、ntpdateが使えないことがある。以前にも手動での時計あわせとして、やり方を紹介したが、httpsが接続できるなら、nict.go.jpのデータを利用する方法がある。

date -s "`w3m -dump https://ntp-a1.nict.go.jp/cgi-bin/time`"
hwclock -w


とする。上の w3m -dump ...というのは、nict.go.jpの時刻データをhttpsで拾ってきて、標準出力で出力させるコマンドであり、この標準出力をdateコマンドに渡している。最後のhwclock -wはハードウェア時計をソフトウェア時計に合わせる設定である。

ちなみに、リンク先についてはnictの技術情報から選んだものである。自分で都合のよいものを選べば良い。